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水コン協の紹介と理念


上下水道コンサルタント技術者の倫理(見直し検討中)

一般社団法人 全国上下水道コンサルタント協会 「上下水道コンサルタント技術者の倫理」

(一社)全国上下水道コンサルタント協会(以下当協会という)は、水道及び下水道に関する技術の改善向上、調査、研究並びに 情報の収集を行うことにより、広く社会公共の福祉の増進に寄与することを目的として設立された団体です。
我々、上下水道コンサルタント技術者(以下「技術者」という)は、直接の顧客である行政機関等に対し適切な提案と解決策を 提示することを業務としていますが、公共事業の最終受益者は市民であり、その市民の利益に自らの業務が密接に関係する ことを強く認識することが求められます。また、水という人間の生活の根幹に関わる公共事業に携わる者としての使命感や 責任感とともに、高い倫理観と他から影響を受けない独立した強い自律心を併せ持つ必要があります。
そこで、当協会では、技術者に必要な倫理規範を以下のとおり定め制定いたしました。
(制定 平成21年4月17日理事会)


基本理念

上下水道は、市民の日々の暮らしを支える重要な社会資本であり、且つライフラインの一つである。
我々は我々の業務が、その重要な公共施設の建設・運営・維持管理に貢献しており、その成果は技術者として大きな誇りである。
また、我々の業務は、社会公共の福祉に対し重大な影響を与えることも同時に自覚しなくてはならない。
我々技術者は、その誇りと自らが行う業務の重大性を常に認識し、以下の事項を技術者倫理の基本とし、日々の業務を遂行する。


1. 品位と自律の保持

我々は、自らの技術が、広く社会公共の福祉の増進に寄与することを強く認識し、常に品位を保ち、業務遂行においては、 強い使命感と責任感を持つとともに、いかなる時にも自律した行動をとる。


2. 専門技術の提供

我々は、自らの専門とする技術分野に係る業務のみを遂行し、専門外の分野または確信がもてない業務については、 これに携わらない。
専門分野における提言は、自らが持つ知識・経験及びそれに裏付けられる科学的な根拠並びに論理性を もって行い、現在のみならず将来を見据えた適正技術を提供する。


3.依頼者への利益確保

依頼者に対しては、直接的な依頼内容のみならず、隠れたニーズにも的確に応えられる良きパートナー としての信頼関係を築き、誠実な態度と専門家としての的確な提案をもって、依頼者に対し最大の利益が 確保できるよう努力する。


4. 公正・中立の堅持

我々は、業務遂行にあたって、公正・中立を堅持するため以下の事項を順守する。
・各種法令を順守し公正で正当な競争を行う。
・技術者の報酬は、依頼者からのみ受け取り、その他の利害関係者より直接・間接を問わず不当な対価及び
 設計等の支援は一切受けない。また逆に自らが利害関係者となった場合においても、不当な対価を与えること
 や設計支援等は一切行わない。
・提案する内容は、依頼者の最大の利益と社会公共の福祉の増進に寄与するものに限定する。よって、一部の
 利害関係者に有利であったり、または不利であったり、あるいは自らの利益のために行うことは一切行わない。


5. 技術者の信念

我々は、業務遂行をする過程において、関係者との間に意見の違いや自らが提案する技術的な内容に 利害関係が生じる場合は、技術者としての信念と専門的な見地をもって、その解決に当たる。


6. 誤りの表明

我々は、自らの提案や技術的な証明に誤りや瑕疵があった場合には、正直にその事実を認め、真実を 歪めたり改竄したり放置することをしない。


7. 秘密の保持

我々は、業務上知り得た依頼者や他の者の秘密や個人情報等を第三者に漏らしたり、または盗用することをしない。


8. 利害相反の回避

我々は、自らが提案する工法や指定する製品又は成果物が、今後関連する周辺事業に影響を与えることを知りながら、 その後その関連事業に自が利害関係者として参画することは回避する。


9. 誹謗・中傷等の禁止

我々は、正当な理由なく他の専門家または同業者の成果・論文および名声等を誹謗、中傷、批判を行わない。


10. 知的財産権の尊重

我々は、我々が携わった成果物のほとんどは、人間の創造的活動により生み出されたものであることを自覚し、 他者が創造した著作物、工法、手法並びにデザイン等の知的財産に関す権利を侵害しない。
また我々は、我々が作成した成果物の中に他者の著作物を引用する必要がある場合は、 事前に著作者に許可を得るとともに著作者の氏名を記載する。また、依頼者から提供された資料等は、 依頼者の許可なく複製することをしない。


11. 自己研鑽

我々は、専門家としての自己価値や依頼者の信頼を高めるため、常に技術力の向上を意識し、継続的に自己研鑽に励む。


12. 技術の発展と伝播

我々自身が蓄積した経験と知見は学会など公式な場所で進んで公表し、さらなる技術の向上と発展並びに後進の育成に 積極的に関与し、広くその技術の伝播に努める。


13. 他者との協力

我々は、依頼を受けた業務に役立つと思われる場合には、自ら進んで他の専門家と協力することに努める。 その場合、他の専門家の意見・立場を常に尊重し、相互に信頼し合いながら業務を遂行する。


14. 社会貢献

我々は、専門家としての活動、また職業人としての活動に止まらず、自らも地域社会の一員であることを常に認識し、 積極的に地域の行事、文化活動、ボランティア活動などに参加し、広く地域社会の発展や福祉の増進に努める。






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